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家族に職場を見せるイベント『ファミリーデー』の効果について考えてみた

職場にはファミリーデーなるものがあります。

年に一回、家族を招待するというイベント。そのままです。

 

昨日がそのファミリーデーでした。昨年も招待しましたが、今年も妻と3人の子どもを招待したら、大喜び。自分の職場を見せることについて考えてみました。

 

1.子どもの教育的な視点

うちの会社のファミリーデーでは、会社がどんなことをしているのかを説明します。どういう仕組みの会社で、世の中に対してどんな役に立っているのか。おそらく中学生くらいになれば、もっとちゃんとした理解ができるんだろうと思うけど、小学校低学年なりの理解をしてくれたみたいです。あとは、働くということがどういうことかを少なからず理解してくれた気がしますね。まだまだ先の話だけど、いつかは働くはず(?)なわけで、そうしたときに仕事観のようなものを持ってもらえていたらうれしい。父親はこんな会社にいた、こんな仕事をしていたようだ、自分はどうするか、そんな視点を持ってもらえていたらうれしい。将来に期待だ。

 

2.妻への情報開示の視点

うちは専業主婦なので、子育てはほぼまかせっきり。男の子3人を育てるのは簡単じゃないと思ってます。週末は手伝っている(というか、楽しんでるw)ものの、1週間のうち5日は妻に任せてることに。当然、「あんたは外で気楽よね」という思いが少なからずあるはず。こちらの言い分としては、「仕事にもプレッシャーがあるし、俺が働かなかったら、食っていけねーんだ」っていうのもあるけど、飲んで帰ったりもしてるし、外界との関係を持てているということでもストレスはたまりづらい気もする。しかも、現場を見れないと、妻の想像(妄想)も加速するわけ。そんな時にこのファミリーデーに参加してもらって、どんな職場でどんな人たちと働いているかを見てもらえると、コミュニケーションの一環になるし、理解が深まる(と思う)ことに期待。

 

3.職場への情報開示の視点

「子どもがいるから」っていう理由で仕事に穴をあけることはないようにしているし、実際にそれが影響していることはないと思う。それでも、独身者からは、「家族のいる人は時間も制約ある」と思われているかもしれないし、場合によっては、気遣いをされていることもあるんだろうと思う。気遣いを迷惑に思うことはぜんぜんないし、ありがたいことだと思ってるし、権利だなんて思ってない。それでも気遣う側としたら、顔の見える相手について気遣いをするのと、全く見たことのない人のために気遣うのとでは感情が違うはず。こういう書き方をすると、気遣うことが当然と思っていそうなんだけど、そんなことはない。難しい。でも、顔を知っていることが職場の仲間のストレスを少しでも軽減させるのでは?と信じたい。

 

家族を招待することの効果を考えると、ファミリーデーの効果はすごいなぁと思う。やらないことに効果はないと思うので、ぜひ来年も招待したいと思います!

 

 

 

 

社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット)
 

 

 

ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない

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